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ESG/SDGs トピックス
経団連が「“インパクト指標”を活用し、パーパス起点の対話を促進する」報告書を公表

これまでのESG投資のKPIでは、パーパス、長期目標、長期経営戦略(価値創造ストーリー)に関し、企業側と投資家側の対話の際のギャップがあり、ビジネスモデルの変革に資する対話につながりにくいという課題があった。
この課題に対し、パーパスから設定長期目標とそれに関連する取り組みの評価指標としてインパクト指標(事業や活動の結果として生じた、社会的・環境的な変化や効果を示す指標)を活かし、投資家との対話を勧めている。

この報告書では、そのモデル事例を開示するとともに、インパクト特定の課題、インパクト指標提示の課題、評価測定の課題なども指摘している。ESG投資の一環としてのインパクト投資も注目されるなか、企業側が主体となり、ビジネスモデルの変革やその効果を意識した長期的な目標設定に基づくマネジメント方法を提示したことは重要な取り組みといえる。

詳しくはこちら
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/060.html
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■関連情報
週刊 経団連タイムス 2022年6月23日 No.3549
「報告書「“インパクト指標”を活用し、パーパス起点の対話を促進する」を公表
-企業と投資家によるサステイナブルな資本主義の実践に向けて」
https://www.keidanren.or.jp/journal/times/2022/0623_01.html